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2025年7月号特集/東京都議選総括──新宿・大田で落選した公明党

7月号目次

 

閻魔帳

都議選・選挙活動と大功徳/段 勲

 

特集/東京都議選総括──新宿・大田で落選した公明党

対談

「完全勝利」なる虚構の神話が新宿・大田で崩壊──都議選惨敗した創価・公明を斬る/有川靖夫 乙骨正生

「都議選全員当選」を逃し「参院選700万票」に赤信号が灯る「公明党=創価学会」/古川利明

都議選でうごめいた陰謀論と排外主義の勢いに警戒を/藤倉善郎

 

トピックス

朝木直子市議が公明候補を破って東村山市議会議長に就任/子安じゅん

トピックス

旧約聖書エステル記にみるユダヤの工作/橋本征雄

 

  • 連載

「日本の議会政治」を考える(15)

「自民と公明によるカルト政治」――新進党の政策と崩壊への道(2)/平野貞夫

ナニワの虫眼鏡(第73回)

激戦の参院選大阪選挙区 公明党に秘策を伝授/吉富有治

ヨーロッパ・カルト事情(322)

パリから俯瞰──「東京都議選」が映すもの/広岡裕児

執筆者紹介&バックナンバー一覧  編集後記

 

編集後記から

西日本は統計開始以来最速で梅雨が明け、東京の6月も統計開始以来最多の真夏日を記録するなど、異常な猛暑が続いています。7月・8月そして9月と猛暑はこれからが本番。どうぞ熱中症に十分な対策を。

そんな猛暑の中、実施された東京都議会議員選挙で、自民党は過去最少議席と惨敗。候補を現有の23人から22人に絞って9回連続の全員当選をめざした公明党も、よりにもよって創価学会総本部のある新宿と、党創立者である池田大作三代会長の生誕地である大田で、現職3人を落選させるなど、現有マイナス4議席の19議席と敗北しました。

今回の都議選と7月20日投開票で行われる参院選を創価学会は、「広宣流布の未来を決する勝負」の「政治決戦」と位置づけていましたが、前半の都議選で先ず躓いた形になりました。

しかし創価学会は、都議選の敗北に対する反省も責任にも言及することはなく、むしろ現職3人を落としての4議席減を「大勝利」(6月24日付『聖教新聞』)などと鼓吹し、「連続勝利を」と間近に迫った参院選の選挙闘争を煽っています。しかしその参院選の最激戦区とされる兵庫選挙区でも、創価学会・公明党には暗い指標が出ています。

都議選とほぼ同時期の6月15日投開票で実施の兵庫県尼崎市議選で、公明党は候補12人を全員当選させましたが、得票数は前回比で15・4%も下がっているからです。尼崎市は学会員が多く定数42の市議会で12議席も獲得する創価学会・公明党にとって金城湯池とも言われる地域ですが、市議選での総得票数は17年4万9121票・21年4万4045票、そして今回は3万7293票と下落の一途をたどっています。17年市議選と今回の市議選の総得票数を比較すると、減少率はマイナス24%にもなります。

昨年10月の衆院選で、自民党の裏金議員を推薦したことで「同じ穴のムジナ」と見られた公明党は、「常勝関西」の大阪の小選挙区で全敗したのをはじめ、代表に就任したばかりの石井啓一氏も小選挙区で落選するなど惨敗しました。これに懲りたかと思いきやそれでも公明党は今回の参院選でも、裏金候補3人を推薦。しかもその一人は、沖縄の「ひめゆりの塔」に関連して「歴史修正主義」的発言をして、沖縄県民から厳しい批判を浴びた自民党の現職です。平和・清潔を金看板にして「立正安国」を目指すとしてきた創価学会・公明党ですが、すでにその金看板のメッキは剝げ落ちています。そろそろ撤退を考えるべき時なのでは。

読者の皆様には是非とも参院選の投票に足を運ばれ、賢明なご選択を。小誌がその判断の一助になれれば本望です。

特集/東京都議選総括──新宿・大田で落選した公明党

対談

「完全勝利」なる虚構の神話が新宿・大田で崩壊──都議選惨敗した創価・公明を斬る/有川靖夫(元公明党大田区議会議員) 乙骨正生(本誌編集発行人)

 

「常勝」と「完勝」が崩壊した衆院選と都議選

6月22日投開票で行われた東京都議会議員選挙(以下・都議選)で創価学会を組織母体とする公明党は、候補者を現有23議席から一人少ない22人に絞って9回連続の「全員当選」を目指した。だが選挙結果は現職候補3人が落選する現有議席マイナス4の19議席と敗北。しかも現職3候補が落選したのは、創価学会総本部と公明党本部のある新宿選挙区と、2候補を立てていた創価学会の「永遠の師匠」(会憲)で公明党創立者でもある池田大作三代会長の生まれ故郷である大田選挙区だった。

「立正安国」「王仏冥合」を掲げて政界に進出した創価学会は、1970(昭和45)年の言論出版妨害事件で厳しい政教一致批判を浴びたことから、創価学会・公明党のいわゆる組織上の「政教分離」を宣言したが、それ以降も創価学会は選挙を「立正安国・広宣流布」の「法戦」などと位置づけ、熾烈な政教一体選挙を展開。世俗の選挙の勝利を宗教的勝利と意義付けることで、自らの宗教的正当性の根拠としてきた経緯がある。

それだけに負けることは許されず、創価学会・公明党は各種選挙において候補者数を勝てる範囲に限定し、たとえ議席減であっても「全員当選」することで、敗北・勢力後退を糊塗する「完全勝利」という虚構を演出し続けてきた。

だが昨年10月の衆議院選挙で、創価学会が「常勝関西」と豪語してきた大阪の小選挙区で公明党は全敗。民主党政権が誕生した2009年衆院選に続く二度目の全敗によって「常勝関西」の虚構の神話は完全に崩壊。続いて今回の都議選で現職3候補を落としたことで都議選の「完勝」神話も崩壊した。しかも敗けたのは創価学会総本部のある新宿区と、絶対的な宗教カリスマである「永遠の師匠」の生誕地・大田区での敗北だっただけに衝撃は大きい。

衆院選に続く都議選での敗北は、宗教イデオロギーに基づく政治進出を図った創価学会の政治戦略がもはや限界を迎えていることを示唆している。それはとりもなおさず戦後に都市部に流れ込んだ新住民を取り込むことで高度経済成長下に勢力を伸張させた創価学会と、その政治部門である公明党が、激動する国内外の政治・経済情勢の変化に翻弄される21世紀の民衆の負託に応えられなくなっていることを示していよう。

池田三代会長の生誕地である大田区で6期24年にわたって公明党区議を務めた有川靖夫氏と本誌編集発行人の乙骨正生が、都議選の結果について語り合った。

 

「まさか」の敗北となった新宿・大田

乙骨 今年4月の創価学会の総県長会議や本部幹部会で原田稔会長は、創価学会にとって都議選は「70年前の1955年に、初めて選挙で候補者を推薦した、立正安国の原点」であると、その意義を強調。「いよいよ広布と社会の未来を決する勝負の時」であるとして、「完勝の歴史を切り開いてまいりたい」と強調していましたが、結果は現職3人が落選し、改選前から4議席減らす「完勝」ならぬ「完敗」でした。

有川 しかも落選した現職3人は新宿と大田の候補。創価学会の宗教的拠点である新宿と、池田三代会長の出身地である大田での敗北は、衰退する創価学会・公明党の将来を暗示するかのような象徴的な選挙結果となりました。

乙骨 有川さんは市川雄一公明党書記長の公設秘書から大田区議に転じられていますが、池田氏の出身地である大田区で公明党議員になるというのは、やはり特別というか、強い使命感があったのでは。

有川 国会であれ地方議会であれ公明党の議員に立候補する候補者に対して創価学会は、「池田先生」と「創価学会」を「守る」ことを誓約させるのですが、大田区の場合、敗北は「池田先生」の顔に泥を塗ることになるので、負けられないとのプレッシャーは強いものがありました。私は区議に出馬する際、池田名誉会長から直筆の「君もまた わが本陣の将なれば 嵐の中を 断固勝ち行け」との檄文をもらっていたので、絶対に負けられないとの思いはひと際でしたが、そうした意識は候補者のみならず、大田区の創価学会の幹部・活動家に共通するものだと思います。

というのも大田区の創価学会には池田さんから「大田より 獅子は育ちて 広布かな」という「句」が贈られており、「獅子」を輩出して「広布」を進めるのが大田の使命とされているからです。それが共倒れの落選では目も当てられません。

乙骨 「池田先生」の「故郷」である大田が負けるなどと思っていた学会員はいなかったでしょう。それが負けたということは、創価学会の組織力・活動力の衰退が予想以上に進行している事実を示しています。

有川 その要因として、こんな背景・事実も指摘できます。大野進見元公明党都議が、大田選挙区で初当選した時だから1981年(昭和56)年だったと思いますが、池田名誉会長が大田文化会館に来た際、エレベーターの前で大野さんがお礼の挨拶をした。すると池田さんは「学会組織の応援がなくても当選できるようになりなさい」と指導したのです。

私が大田区議に出馬したのはその2年後の83年ですが、出馬に際して池田さんからもう一つメッセージをもらっています。それはモンゴル帝国を建国したチンギス・ハンを主題とした井上靖の小説『蒼き狼』の文庫本の余白に、「獅子も奮い立つ 蒼き狼も 敢然と立て」と記されていました。私はこれをヨーロッパまで版図を広げたチンギス・ハンに倣い、外部に版図を広げることと理解して議員活動に励みました。

ところが池田さんから「組織の応援がなくても当選できるように」と指導されていた大野さんは、私の外部対策の活動に対してなかばやっかみもあったのかもしれませんが、「やりすぎだ」などと批判してきたのです。「大衆のために」などと言いながら、創価学会の言うことだけ聞いて区民や有権者の方を見ようとはしない、そうした創価学会組織に依存するだけの議員が公明党には多い。その結果、外部に切り込むこともできない、切り込むどころか自民党からのおこぼれの票に縋るために「下駄の雪」になってしまった。これでは票が増えるはずありません。

私が大田区議になった当時、創価学会内には、当選させる責任は学会組織に、トップ当選するかどうかは候補の責任という考え方があり、組織幹部は当選させられるかどうかに、候補はいかに票を上積みして順位をあげるかに腐心していました。それがいつの間にか組織頼みの選挙になってしまった。結局、人材を育てていないんです。上ばかり見ているヒラメのような幹部・議員ばかりになってしまった。だから組織力が衰微すれば当選は覚束ない。多くの宗教団体が、少子高齢化の嵐の中でもがいていますが、創価学会・公明党はたまたま政権に参画し、わが世の春を謳歌していただけに危機意識が甘い。事態はいっそう深刻です。

乙骨 一昨年秋に池田さんが亡くなり、求心力が急速に衰える中で、急にツケが回ってきてしまい、あたふたしている印象ですが、会員は高齢化する一方で若者は増えない。教義面や政治路線も混迷するばかりで新たな展望は打ち出せない。選挙についても原田会長は、池田さんの大阪の戦いをアピールし、「不可能を可能に」とか「まさかが実現」の再来をなどと訴え、選挙闘争すれば「福運」がつくとか、「宿命転換」ができるなどと毛鉤を垂らしていますが、そうした主張の威光が薄れていることが分かっていない。

有川 分かっているのかもしれませんが、他に手立てがないんでしょう。

 

候補を立てた全選挙区で得票が減少

乙骨 そうした組織力の衰微は、今回の都議選の結果にも顕著です。少し具体的に見てみましょう。今回、大田選挙区の2候補の得票は合計で4万2194票。定数7の8位と10位で落選しましたが、この得票数は前回21年都議選の4万8832票から6638票のマイナスで減少率はマイナス13・6%になります。1993(平成5)年以来、公明党は8回連続全員当選してきましたが、全員当選の都議選での最高得票は2005年になります。その時の大田選挙区の合計は6万939票ですから、今回はマイナス1万8745票、率にして31%も減少しています。

有川 私の現役時代はいつも二人が上位当選しており、「安全地帯」などと呼ばれていましたが、20年の間に30%も減らしているのでは『聖教新聞』『公明新聞』が大田区の危機を煽り、創価学会の「内部討議資料」なる内部文書に「調布・狛江 豊島 中野 大田 北区が落選の危機」などと、大田を危機的選挙区と位置づけるのも当然ですね。

それにしても2005年がピークとは。たしか衆院選の比例区の公明党最高得票も2005年の郵政解散総選挙の898万票でしたね。

乙骨 そうです。それが昨年10月の総選挙の比例区票は596万票ですから、302万票の減少でマイナス33・3%なのですが、23候補だった05年都議選と25年都議選の総得票数を比較すると78万6292票と53万0217票で25万6075票の減少、減少率はマイナス32・6%と、衆院選比例区での減少率とほぼ同数です。

有川 都市型宗教といわれる創価学会では、東京は全国の縮図と見られていますが、見事に一致していますね。

乙骨 もっとも都議選における議席と得票数のピークは29議席を獲得した1985(昭和60)年で、得票総数は95万165票。このピークと比較すると今回の選挙結果は、議席がマイナス10議席、得票数はマイナス41万9948票で減少率は44・2%にもなります。公明党は結党翌年の1965(昭和40)年の黒い霧解散に伴う都議選で50万6705票を獲得して23人を当選させていますが、今回の選挙結果は当時とほぼ同レベルといえましょう。

有川 今年は昭和100年なので、60年を経て元に戻ったということでしょうか。もっとも議席は当時の方が4議席多いですが。

乙骨 大田同様に落選した新宿選挙区の得票数も前回と比較すると2307票のマイナスで、減少率はマイナス13・6%。2005年との比較ではマイナス6527票、減少率はマイナス29%です。総本部のお膝元でもやはり20年で約30%も落ち込んでいることが分かります。

有川 大田や新宿のみならず、トップ当選した八王子選挙区や江戸川選挙区でも票が減っていますね。

乙骨 創価大学などの重要施設のある八王子選挙区では、東村邦浩公明党都議会幹事長が2位候補に1万票以上の差をつけてトップ当選しましたが、前回比で9996票のマイナス、減少率は18%となっており、05年との比較では1万6569票の減少で、減少率はマイナス31%となっています。下町で学会員が多いといわれる江戸川区も前回比で3345票減のマイナス8%。善戦しているようですが、05年との比較では1万6627票減で減少率はマイナス30%です。

有川 候補を2人立てている足立区では2人とも当選しましたが、前回比で5730票減で10%のマイナス。05年との比較では2万855票の減少で、マイナス29%の減少率。強いと思われる地域でも軒並み票を減らしています。これでは共倒れになった大田はもちろんのこと、足立も2人擁立は難しい。そして激戦区とされた2人区の荒川選挙区は132票差でかろうじて2位に滑り込みましたが、次回は目黒同様に候補の擁立自体が厳しいでしょう。

乙骨 1万6398票の荒川選挙区も前回比で3095票減、マイナス16%の減少率です。これでは次回、とうてい勝てる見込みはありません。創価学会の登山部長を長く務め外郭企業のひさご印刷の社長だった星野義雄氏の地盤だった荒川も、撤退を余儀なくされるのでは。ちなみに05年との比較では9007票の減少で、減少率はマイナス35・5%です。

同様に今回、最重点区とされた北多摩3区(調布・狛江)、豊島選挙区、中野選挙区ですが、原田会長自ら現地入りした定数3の北多摩3区こそ、全国からの支援もあり前回比でわずか127票減の2万1745票で3位で当選しました。同選挙区は前々回からの擁立なので05年との比較はできせんが、その前々回は3万431票ですから、28・5%も得票を減らしています。同選挙区の次点との得票差は1300票余なので、次回は15%はもとより10%いや7%得票が減っただけで落選の危機となります。

一方、豊島選挙区は1万7524票で前回比マイナス2401票、減少率はマイナス12%で次点との得票差は591票ですから、次回は非常に厳しい。同じく中野選挙区も1万9707票で前回比4657票減。減少率はマイナス19%。同選挙区も次点との差は2418票ですから、この減少率では次回はやはり厳しいでしょう。

有川 総得票の推移ですが、今回が53万217票で、前回は63万810票、前々回は73万4694票、毎回10万票ずつ減っていることがわかります。この推移に基づくならば次回は43万票ということになる。これに各選挙区での減少率を勘案すると、次回の都議選で当選可能な選挙区は、大田と足立を1人に絞っても9選挙区程度。当選可能な議員数は10人に届かない。原田会長は都議選を「立正安国の原点」などと言っていますが、もはや現状は公明党の存立そのものが危ういというところにまで立ち至っている。

 

「大勝利」と詭弁を弄して参院選突入

乙骨 創価学会は都議選から一夜明けた6月23日に総東京の代表幹部会を、豊島区にある巣鴨の東京戸田記念講堂で開いたんですが、その模様を報じる『聖教新聞』記事には呆れました。というのもそこには「6月の大勝利と互いの健闘をたたえつつ、さらなる立正安国の対話拡大と連続勝利を誓い合った」とあるからです。総本部のある新宿と池田さんの故郷である大田で現職を落選させていながら、「6月の大勝利」「連続勝利」なんだそうです。

有川 創価学会に反省や責任を求めるのは八百屋で魚を求めるようなもの。都議選後の公明党の斉藤鉄夫代表の発言や党声明もひどいものでした。「記者団から、支持母体である創価学会の退潮傾向を指摘する声が上がると、斉藤氏は『党として政策を訴え、支持を得ていく運動量が足りなかった。党の努力不足が第一の要因だ』と強調」(「産経ニュース」6月23日付)とあるように、創価学会の責任にはいっさい言及しない。「党の努力不足」ったって党には組織などなく、すべては創価学会におんぶにだっこですからね。

乙骨 東京代表幹部会で原田会長は、「戦い続ける人が偉大な人、負けない人が最後の勝利者となり、人生も広布も逆境の時にこそ、その人の真価が問われる」と強調し、「全国の友に恩返しとなる勝利を」と参院選への闘争を指示。翌日には参院選最激戦区の兵庫に入り、「史上最高の闘争に挑み、皆で関西の空に栄光の勝ち鬨を轟かせよう」と檄を飛ばしています。また同じく参院選に候補が立つ埼玉と神奈川でも会合を開き、長谷川重夫理事長と谷川佳樹主任副会長(SGI理事長)が入り参院選への檄を飛ばしているのですから、呆れるしかありません。

有川 参院選も上がり目はありません。昨秋の衆院選で596万票と600万票を切った「広宣流布のバロメーター」である比例区票がどこまで下がるのか、注目です。

乙骨 「広布の未来を決する勝負」の都議選に敗北し、さらに参院選も敗北となれば、さすがに原田会長も辞めざるをえないのでは。その点も注目です。

 

有川靖夫(ありかわ・やすお)ノンフィクション作家。1943年生まれ。山形大学教育学部卒。創価学会副学生部長・男子部参謀・理事等歴任。公明党書記局・公明新聞社会部記者・市川雄一書記長第一秘書・大田区議(6期)。著書に『官僚たちの聖域―ドキュメント小説』(学陽書房)『国家の偽装−これでも小嶋進は有罪か』(講談社)『検証・羽田空港 ハネダ・エアベースから跡地53ヘクタールまで』(早稲田出版)『「一凶禁断」の獅子吼 創価・公明のペルソナを剥ぐ』(風永社)『さらば公明党・創価学会―願兼於業 命と向き合う人生』(同時代社)など。

 

乙骨正生(おっこつ・まさお)フリージャーナリスト。1955年生まれ。創価中学・創価大学法学部卒。宗教・政治・社会分野などを取材、週刊誌・月刊誌を中心に執筆。著書に『怪死』(教育資料出版会)『公明党=創価学会の野望』『公明党=創価学会の真実』『司法に断罪された創価学会』(かもがわ出版)など。

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