2005-8‐15

信濃町探偵団―創価学会最新動向

●公明党議員OBが矢野元委員長を提訴
・7月27日付「公明新聞」「週刊現代、矢野絢也氏を提訴」「虚偽記事で名誉毀損」「公明議員OBの3氏」「本人以外に知り得ぬ情報 積極関与は明らか」
 「公明党議員OBの大川清幸(元参院議員)、伏木和雄(元衆院議員、元党副委員長)、黒柳明(元参院議員、元党副委員長)の3氏は、26日、講談社発行の『週刊現代』(8月6日号)が『スクープ 創価学会&公明党のタブー 「矢野絢也元公明党委員長極秘メモ」100冊が持ち去られた!』と題する悪質な中傷記事を掲載したことについて、名誉を毀損されたとして、発行元の講談社(野間佐和子代表取締役)と、出樋一親・同誌編集長、矢野絢也・元公明党委員長に対し、各自に損害賠償1000万円と、同誌への謝罪広告掲載を求める民事訴訟を東京地方裁判所に起こした」
 「そもそも大川氏らは、矢野氏がかつて月刊誌『文藝春秋』に掲載した手記について公式に謝罪したと聞き、元同僚として、今後、支持者の信頼を裏切ることなく、議員OBとして地道な活動をするよう直言するために矢野氏宅を訪れ面談した。その中で、矢野氏が自ら進んで手帖を数回にわたって大川氏らに渡したもの。
 ところが『週刊現代』は、大川氏らが強要して持ち去ったなどと全く虚偽の記事を掲載したことから、今回の提訴となった」

 ※公明党の矢野絢也元委員長が所持していた衆院手帖を含む政界メモ100冊を、公明党国会議員OBが持ち出した件について報じた「週刊現代」8月6日号掲載の「創価学会&公明党のタブー『矢野極秘メモ』100冊が持ち去られた!」と題する記事を、当事者である大川、伏木、黒柳の元公明党国会議員3氏が、名誉毀損で提訴。しかも原告らは、「週刊現代」ならびにその発行元の講談社のみならず、矢野元委員長を被告として提訴した。
  本誌6月15日号は、創価学会・公明党の矢野攻撃について特集したが、今回、創価学会幹部である大川氏らが矢野氏を提訴したことで、両者の対立がいっそう激しくなることが予想される。
  今回、矢野氏を提訴した大川氏は、創価学会の墨田区副総合長として「聖教新聞」掲載の首脳座談会にたびたび出席し、竹入義勝元公明党委員長を激しく非難。造反した議員らと率先して戦う旨、発言しているが、その具体的な行為が今回の矢野メモの回収と提訴ということなのだろう。

・8月3日付「公明新聞」「公明議員OB3氏 週刊現代と矢野絢也氏を名誉毀損で再提訴」「『手帖強奪』など悪質な虚偽記事掲載」
 「公明党議員OBの大川清幸(元参院議員)、伏木和雄(元衆院議員、元党副委員長)、黒柳明(元参院議員、元党副委員長)の3氏は、2日、講談社発行の『週刊現代』(8月13日号)が『公明党等OB議員からの提訴は笑止、矢野絢也氏が「手帖強奪」の真相激白』との見出しで、矢野絢也・元公明党委員長のコメントを中心とした悪質な中傷記事を掲載したことについて、名誉を毀損されたとして、発行元の講談社(野間佐和子代表取締役)と、出樋一親・同誌編集長、矢野氏に対し、各自に損害賠償1000万円と、同誌への謝罪広告掲載をもとめる民事訴訟を東京地方裁判所に起こした。
 同誌は8月6日号において、大川氏らが矢野氏の衆院手帖などを出すように強要し、矢野宅を家探しし、衆議院手帖を奪い、持ち去ったと虚偽の記事を掲載したことから、大川氏ら3氏は『事実無根であり、名誉を毀損する』として、7月26日に損害賠償を提起しており、今回の同誌の記事は、それへの反論として掲載された。
 記事の中で、矢野氏本人が『(大川氏らは)手帖などを無理矢理に持ち去った』『(手帖などを探すため)家探しを2回にわたって強行した』などとコメントし、それを受けて同記事は『これでも公明党および公明党OB議員3人は小誌の記事を虚偽と言い張るのか』と記述。見出しも『手帖強奪』とセンセーショナルな表現を使っている。
 これに対し訴状では、同記事は『矢野被告本人がコメントを寄せて真実を語っているような体裁を取り』『一般読者に対し、原告ら(大川氏ら3氏)が強要、恐喝もしくは強盗などの犯罪行為によって、被告矢野から同人の手帖を奪い取った、との印象を与えるものであり、原告らの名誉を毀損することは明らか』と指摘」
・7月29日付「公明新聞」「議員OB座談会 新たな飛躍へ、党改革を語る」「『政教一致』とのウソ 矢野『手記』」「明電工事件で辞任を逆恨み」「言われなき中傷の“元凶”」
 ※公明党議員OB3氏が、矢野絢也元公明党委員長が所持していた衆院手帖などの政界メモを持ち去ったことを報じた「週刊現代」記事を、公明党議員OBが名誉毀損で提訴したことについて報じた「週刊現代」8月13日号の「公明党OB議員からの提訴は笑止 矢野絢也氏が『手帖強奪』の真相激白」を、当事者らが再提訴した。
 「週刊現代」掲載の矢野氏のコメントによれば、大川氏らは、矢野氏の抗議にもかかわらず、家探しまでして手帖を無理矢理持ち去ったとのこと。
  今後、法廷で真相の究明が図られることになるが、今回の提訴によって矢野元委員長が創価学会・公明党と対峙する関係になる可能性は高く、その帰趨が注目される。
 「公明新聞」では藤井富雄最高顧問(元都議)、大久保元副委員長(衆・参議員議員)らによる矢野批判の座談会記事が掲載されているが、竹入元委員長ばかりではなく、矢野元委員長をも攻撃する創価学会・公明党の姿は異様としか言いようがない。

 

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