2004-11-15

信濃町探偵団―創価学会最新動向

●「朝日新聞」をめぐる二つの動き
・10月30日付「聖教新聞」「『ヴィクトル・ユゴーとロマン派展』が開幕」「東京富士美術館で今日から一般公開」
 「東京富士美術館(八王子市)の海外文化交流特別展『ヴィクトル・ユゴーとロマン派展』が29日午後、同美術館で華麗に開幕した。(中略)(主催=東京富士美術館、ヴィクトル・ユゴー文学記念館、朝日新聞社ほか)
・11月8日号「AERA」「『創価学会に何が起きているか』連載第一弾 池田チルドレン 創大卒が台頭」「『貧・病・争』は昔 信仰薄らぐ若者層」
 ※創価学会傘下の財団法人である「東京富士美術館」で開催された「ヴィクトル・ユゴーとロマン派展」は朝日新聞社との共催。二人三脚で創価学会と展覧会を開催する一方で朝日新聞社は週刊誌「AERA」で「創価学会に何が起きているか」と題する連載を開始した。今回の内容は創価高校・創価大学1期生の北側一雄氏が国土交通大臣に就任したことを受けて、創価大学出身者が学会本部や公明党において勢力を拡大していることや、若年層の信仰意識に変化が見られることなどを指摘している。
  以前、「AERA」は、「創価学会解剖」なる記事を連載したことがあったが、「解剖」というよりは表面を撫でただけなどとも言われただけに、今回、どこまで創価学会の実態や本質に迫れるかが注目される。
  会社が創価学会と二人三脚で展覧会を開いているようでは、あまり期待はできないかもしれないが、汚名を雪ぐという意味でも健闘してもらいたいもの。

●公明党大会
・11月1日付「聖教新聞」「公明党『大衆とともに』精神を堅持 人間主義の旗掲げ前進 都議選、地方選を勝ち抜く 全国大会」
 「公明党は三十一日、結党四十周年を記念する第五回全国大会を東京・有明の東京ビッグサイトで開き、『大衆とともに』の立党精神の堅持と『日本政治に責任を担う第三党』の真価発揮を宣言した運動方針や、『社会保障』『平和』『地域再生』の三本柱からなる重要政策課題を決定。東京都議選や大型地方選挙などの完全勝利に向け、力強く出発した」
 ※2年に1度の公明党大会が開催され、小泉首相が出席した。前回の党大会では、池田大作創価学会名誉会長の写真を激賞した小泉首相だったが、今回は池田氏への言及はなく、「公明党は改革の理解者」だとか、「選挙が強い」などとヨイショしただけに終わった。この党大会からも当面、自・公連立体制が続くことが明確となった。

●連絡協議会
・11月3日付「聖教新聞」「創価学会と公明党 第13回連絡協議会」
 「創価学会と公明党の第13回連絡協議会が2日、東京・新宿区の公明党本部で行われた。冒頭、冬柴幹事長は、結党40周年を記念する全国大会(10月31日)の席上、新執行部体制がスタートしたことを報告。
 『日本政治に責任を担う第3党』として、社会保障・平和・地域再生の3本柱からなる重要政策課題を実現し、国民の信頼に応えていきたいと強く語った。
 また、7月の参院選の完全勝利、地方選の連続勝利に対し、学会の支援に感謝を述べ、来年の東京都議選、北九州市議選をはじめ、すべての地方選も断じて勝利したいとの決意を披瀝した。(中略)
 原田光治副会長(中央社会協議会議長)は、党大会の成功を祝福するとともに、連立政権に参画して5年、公明党による『生活者の目線に立った改革』への挑戦を評価した。
 一方、国際貢献の在り方や、持続可能な社会保障制度の構築など内外の政治課題は多い。立党精神を不変の原点とし、2大政党では汲み取れない国民のニーズにしっかり応え、第3党として政治の舵取りに、責任をもって取り組んでほしいと要望した」
 ※党大会を受けて、セレモニーとしての連絡協議会が行われた。年金改悪法案の強行採決に象徴されるように、およそ「生活者の目線」とはほど遠い政治活動を繰り広げている公明党に讃辞を送る創価学会側。ま、学会員は誰も政策で投票行動をしているわけではないから、こんなものでいいんだろうが。

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