月号目次

 

閻魔帳

佐川氏の国税庁長官就任と記者会見拒否/浦野広明

 

特集池田大作入信70年の虚飾を斬る

 

入信70周年を機に炙り出される本尊問題としての「創価学会仏=池田大作仏」/古川利明

池田“先生”「入信70周年」の負の遺産/段 勲

虚飾と虚構にまみれた「入信神話」を原点とする創価学会の宿痾/乙骨正生

 

トピックス

創価学会は蚊帳の外──比叡山メッセージと反核、脱原発の宗教界世論/柿田睦夫

トピックス

清水富美加が完全に広告塔化した大川隆法・東京ドーム講演/藤倉善郎

トピックス

旧統一教会とずぶずぶの国会議員が安倍改造内閣で要職に抜擢/鈴木エイト

連載

信濃町探偵団

──創価学会最新動向

新・現代の眼(第13回)

六日九日十五日菅野 完

ヨーロッパ・カルト事情234

国会報告「健康の分野におけるセクト的性格の運動の影響」(1)広岡裕児

執筆者紹介  編集後記

 

 

 

編集後記から

 8月29日早朝の北朝鮮による弾道ミサイルの発射、そして9月3日の水爆実験と、金体制を核とミサイルで防御しようとする北朝鮮の暴走が続いています。

 これに呼応するかのように日本国内では、Jアラートを使っての「国民保護に関する情報」の伝達や、住民避難訓練が実施され、北朝鮮危機がさかんに鼓吹されています。

 たしかに北朝鮮の姿勢は許されるものではありません。しかしいたずらに危機を煽るかのような安倍政権の姿勢と、それに追随するかのような一部の自治体やメディアの姿勢にも、疑問を呈せざるを得ません。

 8月29日の弾道ミサイルの発射に関しては、Jアラートが活用され「国民保護に関する情報」がテレビでくり返し流されました。また茨城・龍ケ崎市などでは、高齢者らが避難訓練を行い、避難所において手で頭を保護する姿がニュース映像で流れました。もちろんこうした訓練を無駄とはいいませんが、すでに北朝鮮は日本に対してスカッドやノドンの配備を完了しており、原発や米軍基地を目標に定めているといわれています。そんな状況下で、原発を止めることもないまま、高齢者らに手で頭を覆う訓練をさせることになにほどの意味があるのでしょうか。

 昭和8年、「信濃毎日新聞」の主筆・桐生悠々は「関東防空大演習を嗤う」との社説を掲載しました。空襲が実現した場合、防空演習など意味がないと、防空演習を批判した社説の正当性は、12年後の東京大空襲で証明されました。北朝鮮の危機が叫ばれるいま、日本のメディアには、桐生のような冷静な視点が必要なのではないでしょうか。集団的自衛権の行使容認から安保法制整備を強行した安倍政権は、6年連続で防衛費を増強。831日に発表された防衛省の来年度予算案概算要求も、今年度比2・5%増の5兆2551億円という巨額なものとなっていますが、北朝鮮の危機を声高に叫んで軍拡を図る政権には、迎合や追随ではなく冷静な検証こそ必要なのでは。

 ところで、政権与党公明党の創立者である池田大作創価学会名誉会長は、平成25年のSGIの日記念提言で、「2030年までに世界全体の軍事費の半減」を提唱。平成23年の同提言では、「被爆国日本が『対話』の環境づくりに率先し中東と北東アジアの非核化を」との見出しで「北朝鮮の核問題を解決」する必要性を強調しています。

 しかし公明党は防衛費の増額に反対することはなく、圧力一本槍の安倍首相に対話を促すこともありません。言行不一致の創価学会そして公明党の体質を招いたものはなにか。小誌今号では、入信70年を迎えたという池田氏の「入信神話」を分析しました。ご参照ください。

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