7月号目次

閻魔帳

民主主義がアウトになる公明党の存在/段 勲

特集/共謀罪を強行した公明党&創価学会の無間地獄

地獄への“釜の蓋”開く創価・公明の罪深き所業/溝口 敦

許されぬ戦後最悪の治安立法 異常だった“共謀罪”の強行採決/有田芳生 

共謀罪法案強行採決で議会制民主主義を破壊する「公明党=創価学会」を斬る/古川利明

安倍首相は退陣せよ 口先だけの謝罪で「居直り」策す/川﨑泰資

自公共謀で成立した共謀罪法 公明・法務委員長が採決放棄/柿田睦夫

国際的信用失う右翼政権 右翼反動を糊塗する創価・公明/広岡裕児

連載

信濃町探偵団

──創価学会最新動向

新・現代の眼(第11回)

歩く敗因菅野 完

執筆者紹介  編集後記

編集後記から

 注目の東京都議会議員選挙。結果は小池百合子都知事率いる都民ファーストの会が大勝し、自民党が惨敗しました。そして昨年の都知事選では小池候補の対抗馬を自民党とともに推薦・支持しながら、小池候補が当選するや豹変して都議会自民党と手を切り、小池知事に擦り寄った公明党は、小池旋風の追い風も受けて、候補23人が全員当選。ほとんどの選挙区で得票数も伸ばしています。

 小誌のコラム「信濃町探偵団」で毎号、詳報してきたように、創価学会は今回の都議選を創価学会の「永遠性の確立」と、池田大作名誉会長の「総仕上げの戦い」と位置づけて組織あげての熾烈な選挙闘争を展開しました。換言するならばそれは、生けるカリスマ・池田名誉会長のXデーを視野に入れての組織延命と保身の闘争、昨年11月に会則を変更して制定した池田カリスマの代替である「創価学会仏」という組織カリスマの正当性を証明するための闘争だったといえるでしょう。

 一応、都議選では全員当選を勝ち取りましたが、全国の活動家を動員しての無理に無理を重ねての選挙戦だっただけに、そのヒズミは着実に創価学会にダメージとして蓄積されるはずです。今後、政局の流動化は確実であり、衆議院の任期が明年末であることから、早晩、衆院選の実施も予想されており、ますます難しい舵取りを余儀なくされることでしょう。

 それにしても恐ろしいのは宗教的マインド・コントロールです。稀代の悪法といわれる治安維持法の現代版と批判される共謀罪の成立過程で、公明党はシドロモドロの答弁を繰り返した金田法相を「誠実」などと擁護し、衆院の強行採決に続いて参院では、公明党の法務委員長が、採決を省略して中間報告という奇策を用いて本会議採決に持ち込み成立させました。また森友問題・加計問題でも公明党は疑惑や不正を追及するどころか、政権の防波堤を務めています。

 今回の都議選でのマスコミによる出口調査では、多くの自民党員や支持者が都民ファーストの会に投票したことを明らかにしていますが、創価学会員は、牧口・戸田の両会長を獄に繋ぎ、牧口会長を獄死せしめた治安維持法の現代版を、唯々諾々と成立させた公明党のために選挙闘争に挺身したのですから、宗教的呪縛による選挙闘争がいかに危険なものであり、デモクラシーを破壊する阻害要因となっているかがわかります。詳しくは特集記事をご参照ください。

 都議会でのキャスティングボートを確実なものとし、国政では選挙協力を武器に都議選惨敗の自民党の創価・公明への依存度を高めさせる。創価・公明が政界のヘゲモニーを握る危険性はいまだ解消されていません。

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