信濃町探偵団

信濃町探偵団──創価学会最新動向

 

●都議選対策=「立正安国」鼓吹&欺瞞的な公明党礼賛

4月13日付「聖教新聞」「座談会 栄光の峰をめざして」「都議会公明党 身を切る改革を実現」

永石婦人部長)東京都議会の動向が注目されるなか、公明党がリードした『身を切る改革』が、各方面から高く評価されていますね。

 竹岡(青年部長)今回の『身を切る改革』の実現は、都議会史に残る画期的なことです。相次いだ『政治とカネ』の問題等で不信が高まる中、都民の信頼回復のため、公明党はまず議員自らが襟を正し、覚悟を示そうと、昨年11月、『身を切る改革』として議会改革案を他党に先駆けて提唱しました。(中略)第一に、議員報酬が20%削減(4月から1年間)されました。さらに条例の抜本的な見直しなどを行い、報酬削減の恒久化を目指しています。

 志賀(男子部長)第二に、政務活動費が月額10万円減額(議員一人当たり)され、収支報告書や領収書などの写しをインターネット上で全面公開します。(中略)

 竹岡 そして第三に、本会議などに出席するたびに定額支給されていた『費用弁償』も廃止。そのほか、永年議員への記念品授与や肖像画作成などの『議員特権』も廃止されました。(中略)

 原田(会長)こうした評価の声を私もよく伺います。都議会公明党は、半世紀以上にわたって、『大衆とともに』の立党精神のまま、都民本位の政策を推進してきました。これからも、『都民のために』との一心で、全力で尽くし抜いてもらいたい」

4月16日付「聖教新聞」「世界広布新時代第25回本部幹部会への池田先生のメッセージ」

60年前の7月、大阪事件の弾圧の渦中に炎の東京大会を行ってくれた歴史も、私と妻の命から離れることはありません。(中略)あの日あの時、戸田先生は関西本部で私に言われました。『社会の不幸に目をつぶり、宗教の世界に閉じこもり、安穏として、ただ題目を唱えているだけだとしたら、大聖人の立正安国の御精神に反する。この世の悲惨をなくし、不幸をなくし、人権を、人間の尊厳を守り、平和な社会を築いていくなかにこそ仏法の実践がある』(中略)民衆の幸福のため、社会の安定のため、世界の平和のため、我らはいよいよ『賢者はよろこび』と戦い進むのだ。そして、信念の対話を勇敢に広げ、地涌の若き賢者を聡明に育みながら、人類に立ちはだかる、ありとあらゆる試練を断じて勝ち越えていく『立正安国の大連帯』を築き上げていこうではないか」

4月17日付「聖教新聞」「座談会 栄光の峰をめざして」「都議会公明党『教育負担軽減』を推進」

志賀 さて、本年2・3月に実施された都議会において、公明党が提案した『3つの挑戦』が全て実現しました。

 原田(聖教新聞代表理事)『身を切る改革』『教育負担の軽減』『人にやさしい街づくり』の三つですね。公明党が『3つの挑戦』を発表して、わずか数カ月。他の追随を許さない、スピードあふれる政策実現力に、各界から感嘆の声が上がっています。

 原田(会長) 中でも、『教育負担の軽減』で実現された、私立高校の授業料の実質無償化は、“『教育を受ける権利』を保障するもの(柴田悠京都大准教授)”と高く評価されています」

 

※7月2日投開票で実施の東京都議会議員選挙に向けて、公明党候補23人の全員当選をめざす創価学会が、組織上げての選挙闘争に突入している。ゴールデンウィークには、「交流」という名目で全国各地の学会員が、東京在住の友人や知人を訪問し、公明党候補への投票を依頼する事前運動を展開。それを前に創価学会は、都議会公明党をアピールするポイントを、「聖教新聞」掲載の座談会記事に掲載した。すなわち都議会公明党は、都議会進出以来半世紀以上にわたって「都民本位」の政策を推進してきた政党であり、昨今は「身を切る改革」と「教育負担の軽減」で大きな実績をあげているというのだ。

 たしかに都議会公明党は議員報酬の20%削減の旗を振ったが、記事にもあるようにそれはこの4月からわずか1年間のみの適用。都議選を睨んでのパフォーマンスであることは明白だ。なぜなら小池知事は昨年10月、知事給与を半減する条例案を都議会に提出し可決させたが、この半減措置は1年ではなく任期いっぱいの適用。これひとつ比較しても20%1年間が、およそ「身を切る改革」と大見得を切れるようなものではないことが分かる。

 それにしても座談会記事で創価学会幹部らは、公明党が半世紀以上にわたって「都民本位」の政策を実現してきたなどと強調しているが、ショボイ「身を切る改革」をアピールする一方で、壮大な無駄使いだった新銀行東京問題や五輪誘致、豊洲市場移転推進などにはいっさい頬かむり。同様に政務調査費についても、今頃になってようやく月額10万円の削減で威張っているが、公明党目黒区議団の全員辞職事件が象徴するように、全国各地で多くの公明党地方議員が政務調査費の不正受給や不正使用に関与してきたことは周知の事実。10万円削減は遅きに失したくらいでとても胸を張れるものではない。

 新銀行東京問題や築地市場の豊洲移転で公明党が旗を振った事実に頬かむりしたまま、あたかも公明党が「都民本位」の政策を実現し、小池知事とともに「改革」を実行する政党であるかのようにアピールする創価学会の姿勢は極めて欺瞞的である。

 しかも創価学会は、毎度のことだが会員を選挙闘争に駆り立てるために、選挙活動を宗教活動の一環と認識させるべく「立正安国」を振りかざしており、4月度本部幹部会への「永遠の師匠」池田大作“先生”のメッセージでは、「立正安国の大連帯」を築くことを厳命している。同本部幹部会での原田稔会長発言は、そうした創価学会の選挙闘争、なかんずく今回の都議選の位置づけ、意味付をダイレクトに示しているので以下に紹介しよう。昨年11月に創価学会組織そのものを「創価学会仏」とした創価学会は、自らの宗教的正当性を証明するために、またポスト池田を視野に入れた体制整備のために、この都議選になんとしても勝たなくてはならない。その必死さが原田発言には滲み出ている。

 

4月21日付「聖教新聞」「5・3『創価学会の日』『創価学会母の日』記念 世界広布新時代第25回本部幹部会から(要旨)」「原田稔会長 庶民が主役の時代へ堂々と」「社会の繁栄築く立正安国の行動」

「さて、6月23日告示、7月2日投票の東京都議会議員選挙につきまして、公明党東京都本部からの同党公認23人への支持依頼を受け、学会として、東京社会協議会において協議し、支持を決定しました。私たちは、よりよき社会、よりよき東京建設のために全力で支援していきたい。思えば、7月に『立正安国論』を上呈された日蓮大聖人の言論戦は、終始一貫、鎌倉を舞台とする『首都決戦』でありました。

 また7月は、池田先生が、夕張炭労による不当な学会弾圧の矢面に立って戦われ、そして事実無根の大阪事件によって入獄された月です。私どもは、師匠の不惜身命精神を今こそ受け継ぎ、東京の完全勝利から全国へと、『庶民が主役の時代』を開いていきたい」

「『師匠の総仕上げの戦いというのは、弟子の大成を見届けることなんです。つまり、弟子が、「先生!わが勝利を、ご覧ください!」と、師匠に胸を張って報告できる実証を示すことなんです。それが、師弟不二です』

 まさしく、今の私どもへのご指導と拝すべき、重要な一文であります。池田先生は『学会の永遠性を確立するのは、まさに今この時だ。これが私の総仕上げの闘争である』と、ご指導くださっています。そして『師匠の総仕上げの戦い』が『弟子の大成を見届けること』であるならば、私たちは断じて勝たねばなりません。(中略)

 私どもは日々、師匠との誓願に立ち返りながら、全てが『自分の戦い』であり、全てが『自分のための戦い』であると決めて、勇んで戦っていきたい。『5・3』から『7・3』へ、断じて池田門下の勝どきを上げようではありませんか」

 

●池田健在アピール

4月14日付「聖教新聞」「池田先生ご夫妻 桜輝く創価大学へ 滝山国際寮、万葉国際寮など視察」

「池田先生ご夫妻は13日午前、爛漫の桜が春の光に照り映える東京・八王子市の創価大学を訪問。新年度の講義が始まり、活気あふれるキャンパスを視察した。

 先生ご夫妻は、中央教育棟の前で創大の田代理事長、馬場学長、創価女子短大の石川学長とあいさつを交わし、看護学部棟へ。今春卒業した1期生の受験者が看護師国家試験『全員合格』の快挙を果たした看護学部の奮闘に、重ねてのエールを送った」

4月20日付「聖教新聞」「未来部機関紙 池田先生の新連載」「中学・高校生向けの『未来ジャーナル』と小学生向けの『少年少女きぼう新聞』の5月号から、池田大作先生による新しい連載が始まる」

4月21日付「聖教新聞」「本部幹部会から(要旨)永石貴美子婦人部長」

「お元気な池田先生・奥さまのもと迎えた、5・3『創価学会の日』『創価学会母の日』を記念する本部幹部会の開催、おめでとうございます」

 

※池田夫妻が元気であることを強調する創価学会。創価大学に足を運び、未来部向けの機関紙に新連載をはじめるという。だが創価学園や創価大学に足を運んだという聖教記事には写真の掲載はない。「立正安国の大連帯を」と檄を飛ばす総大将が「お元気」でなくては困るのだろうが、「お元気」である証明はどこにもない。

 

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