3月号

3月号目次

閻魔帳

創刊15周年に寄せて 自壊・自滅の道を歩む創価学会を定点観測したことの意味/乙骨正生

特集/共謀罪に手を貸す公明党&創価学会の自己否定

“御身大切”で共謀罪に賛成する創価・公明/溝口 敦

「究極の悪法」こと共謀罪創設法案の成立に手を貸す「公明党=創価学会」の大罪/古川利明

戦争をする国へ安倍政権の総仕上げ 対米「朝貢外交」と「共謀罪」のゴリ押し/川﨑泰資

トピックス

カルト報道の明暗 幸福の科学とワールドメイト/藤倉善郎

トピックス

統一教会(家庭連合)を放置し続けた行政機関への国賠訴訟、東京地裁は棄却の判断/鈴木エイト

連載

信濃町探偵団──創価学会最新動向

新・現代の眼(第回)

“森友学園”から見える大・小の問題菅野 完

ヨーロッパ・カルト事情229

テロ対策にセクト警戒機関が関与する理由広岡裕児

執筆者紹介  編集後記

編集後記から

 巻頭の「閻魔帳」でも触れましたが、少誌は、今号をもって創刊満15年を迎えました。創刊当初、連立政権に参画した創価学会・公明党は、国家権力をバックボーンに、自らに対する批判勢力・抵抗勢力に暴力的牙を剥き出しにし、熾烈な攻撃を繰り返していただけに、少誌や小誌発行人もその対象として、激しい誹謗中傷を浴びるとともに、名誉毀損に基づく民事・刑事での提訴・告訴や、創価学会関係者による携帯電話の通話記録の引き出しなどの被害にさらされました。

 しかし15年の歳月の過程で、「永遠の指導者」として組織に独裁的に君臨してきた池田大作名誉会長は、事実上の「生ける屍」となり、また矢野絢也元公明党委員長の造反や、本尊教義の変更と平和主義の放擲などの政治的主張の変遷などにより、宗教的・社会的レゾンデートルが崩壊し、いまや創価学会の組織勢力は下り坂。自壊・自滅に向けて坂道を転げ落ち始めているといっても過言ではありません。

 そうした組織実態を糊塗するために創価学会・公明党は、国政では自民党にすり寄り、軍国主義や国家主義に反対し、憲法9条の厳護を訴えていたにもかかわらず、改憲を掲げる安倍自民党に媚び諂い、牧口・戸田両会長を獄に繋いだ治安維持法の再来といわれる共謀罪にも賛成する体たらく。その一方で、東京都議会では小池都知事にすり寄り、来る都議選で現有23議席を確保すべく腐心するという無様な醜態をさらしています。

 残念ながら小誌は、創価学会という宗教的ファシズム勢力と自民党の右翼ファシズム勢力が連携し、議会制民主主義の危機を招く事態を防ぎたいという創刊の動機・目的を果たすことはできませんでしたが、創価・公明という異常な宗教政治集団が、日本社会にいかなる弊害をもたらしたかという事実を、後世に伝える定点観測者としての役割だけは果たせたものと自負しています。

 安倍自公政権が、「内心の自由」を侵害する共謀罪の成立を図ろうとするいま、小誌はもう少し「カナリヤの囀り」を続ける必要があるのかなと考えています。

 どうか今後とも、よろしくご支援ご協力のほど、お願いいたします。

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