信濃町探偵団

信濃町探偵団──創価学会最新動向

●創価学会の永遠性の確立を強調

8月22日付「聖教新聞」「座談会 師弟勝利の旗高く」「『拡大の年』の下半期がスタート 清新な決意で常勝の大前進!」

橋元(青年部長)池田先生は、この夏、万代の広宣流布のための、重要な指針と創価学会の重大な使命を示してくださいました。

 清水(女子部長)はい。日蓮大聖人が『報恩抄』で『日蓮が慈悲広大ならば南無妙法蓮華経は万年の外・未来までもなが(流布)るべし』と尽未来際への広宣流布を宣言されていることを通し、仏意仏勅の学会の使命について、次のように言われました。

『御本仏の広大なる慈悲を体し、荒れ狂う娑婆世界で大法を弘通しているのは、学会しかない。戸田先生が「創価学会仏」と言い切られたゆえんである』

 竹岡(男子部長)さらに、『学会が勝ち栄えなければ、広宣流布は断絶してしまう。学会を守ることが妙法を守ることだ。学会を永遠ならしめることこそ、慈折広布を永遠ならしめることなのである』とも強調されています。

 原田(会長)心に刻むべき大切な指導です。(中略)

 長谷川(理事長)私たちは、学会創立90周年(2020年)、100周年(2030年)を見据えながら、まずは、広宣流布大誓堂の完成5周年となる『2018年1118日』を次の目標地点と決め、一段と折伏・弘教に全力を挙げてまいりたい」

※いまが創価学会の永遠性構築の時期なのだという。一昨年来の会則変更はそのための措置であるということなのだろう。ここで紹介されている池田発言は、たぶんに遺言的である。創価学会執行部は、もはや池田氏がいつ死亡してもいいという腹積もりなのだ。そして創立90周年、100周年を見据えながらも、当面は2018年1118日を目標にすると強調している。おそらくこの時までに根本本尊をはじめ、教義体系などの整備を行うとともに、執行部批判を繰り返している反対勢力をパージして、原田稔会長、谷川佳樹主任副会長を基軸とするポスト池田体制の確立を図る思惑なのだろう。まあ来年のことを言うと鬼が笑うというが、その先行きやいかに。

●原田会長南米訪問&影薄い池田夫妻

8月23日付「聖教新聞」「アルゼンチンに希望の新宝城 創価女性平和会館が開館式 南米訪問団原田会長、笠貫SGI女性部長が出席」「国立ビジャマリア大学総長が祝賀 香峯子夫人に『名誉教授』の決議書」

「アルゼンチンSGIの創価女性平和会館の開館式が20日、首都ブエノスアイレスの同会館『カネコ・イケダ希望の間』で晴れやかに開かれた。これには原田会長、笠貫SGI女性部長ら南米訪問が、アルゼンチン全国の婦人部・女子部の代表と参加」

同「ブエノスアイレス市からSGI会長に最高賓客」

「アルゼンチンSGIの全国幹部会が20日、創価女性平和会館に隣接するアルゼンチン平和講堂で行われ、席上、ブエノスアイレス市から池田SGI会長への『最高賓客』称号の証書とメダルが、原田会長に託された」

8月24日付「聖教新聞」「SGI会長『824』を記念し和歌」

「池田SGI会長は、入信69周年の8月24日を記念して、『全世界の尊き地涌の宝友の健康長寿と幸福勝利を深く祈りつつ』との言葉とともに、3首の和歌を詠んだ」「地より涌く 勇士のスクラム いずこにも 黄金柱は立ちたり 創価は無敵と」

「戸田第2代会長と出会い、師弟不二の旅路を開始した8月。小説『新・人間革命』を起稿した8月──カメラを手に、花々に包まれた長野研修道場で語らう池田SGI会長夫妻」

同「共和国独立宣言200周年を慶祝 9000人が歓喜の船出 勝利の太陽アルゼンチンが青年文化総会」

「アルゼンチン共和国の独立宣言200周年を祝賀するアルゼンチンSGIの青年文化総会が21日午前(現地時間)、首都ブエノスアイレス近郊のテクノポリス内で行われ、出演者・参加者計9000人が歓喜の船出をした。これには南米訪問団の原田会長らが出席し、社会や職場で実証を示しながら、師弟誓願の陣列を拡大し、晴れの大舞台を迎えた同国青年部を心から称賛。池田SGI会長は祝賀のメッセージを贈り、一人ももれなく『希望の太陽』たれ、広布と人生の『勝利の太陽』たれと呼び掛けた」

同「アルゼンチン池田青年文化センター 原田会長が出席し起工式 各州の石を埋納」

「起工式では、原田会長、笠貫SGI女性部長らが同国各州の石を埋納したほか、未来部の手で『池田SGI会長の木』『香峯子夫人の木』『SGIの木』『アルゼンチンSGIの木』『青年部の木』『未来部の木』などの記念植樹が行われた」

8月25日付「聖教新聞」「日本とアルゼンチンに永遠の友好を 上院議会がSGI会長に顕彰」「国会議事堂で厳粛に授与式 南米訪問団の原田会長が代理受章」

「アルゼンチン共和国上院議会の『ドミンゴ・ファウスティーノ・サルミエント上院議員栄誉章』が、池田SGI会長に授与された。これは、平和・文化・教育等の分野における同国への多大な貢献をたたえるもの。(中略)原田会長がSGI会長の謝辞を代読した」

8月26日付「聖教新聞」「創立102年国立トゥクマン大学から池田SGI会長に『名誉博士号』」「バルドン総長、南米訪問団の原田会長らが出席」

8月27日付「聖教新聞」「アルゼンチン トゥクマンで全国幹部会 原田会長が出席」

8月29日付「聖教新聞」「SGI会長初訪問50周年を慶祝 ブラジル リオで幹部会」「五輪の大成功おめでとう!次の50年へ希望の大行進」「原田会長、笠貫SGI女性部長が激励」

「池田SGI会長のブラジル・リオデジャネイロ初訪問50周年記念の幹部会が26日午後、リオデジャネイロ文化会館で盛大に開催された。(中略)席上、リオ州の2都市からSGI会長の平和・文化・教育への貢献に対し、顕彰が授与され、南米訪問団の原田会長に手渡された」

同「SGI会長に2都市から顕彰」

8月30日付「聖教新聞」「師弟共戦記念館が誕生 原田会長が出席し晴れの開館式」「ブラジル婦人部が大会 笠貫SGI女性部長が激励」

※例年、「聖教新聞」は、池田大作氏の入信記念日には、池田氏の近影と、池田氏が詠んだとする和歌を掲載することが慣例となっている。今年も3面の片隅に、8月に撮影したとされる軽井沢でカメラを手にくつろぐ池田夫妻の写真と、和歌3首を掲載した。カメラを手にしている分、動的といえば動的だが、これで池田氏の健康状態がどの程度のものであるかは判断がつかない。天皇陛下が生前退位の意向を示すビデオ・メッセージを発表されたが、池田氏も本当に「お元気」であるなら、せめて本部幹部会にビデオ・メッセージくらい発表したらどうか。

 こうした一方で、元気に南米アルゼンチンとブラジを訪問したのが原田稔会長。笠貫由美子SGI女性部長との道行きのようだが、各所で池田氏への名誉称号を代理で受章するなどしている。これまで池田氏への名誉称号の代理受章はもっぱら池田博正SGI副会長(創価学会主任副会長)の役目だったが、池田博正氏は同行していない。一昨年、昨年と原田会長は、インドやヨーロッパを訪問しているが、今年は韓国に南米にと、鬼の居ぬ間ではないが、池田氏が表に出られない間に、まさに世界を股にかける“活躍”。原田会長。そのうちSGI第二代会長に就任する腹積もりか。となると日本の会長は谷川佳樹主任副会長の昇格か。

●平和団体を猛アピール

8月6日付「聖教新聞」「86広島『原爆の日』71年 核兵器なき世界への連帯展──アルゼンチンのトゥクマン市で──」

「南米アルゼンチンで『核兵器なき世界への連帯──勇気と希望の選択』展が、同国北西部のサン・ミゲル・デ・トゥクマン市で開催された。(中略)国立トゥクマン大学とアルゼンチンSGIの共催となり、同国の独立宣言から200周年の記念行事として催された」

8月7日付「聖教新聞」「広島の叫びを世界へ」「『原爆の日』追善勤行法要 女性平和委員会は被爆体験を聞く会」「民衆の連帯こそ核兵器廃絶の力」

「核兵器の廃絶へ、時代を揺り動かす“平和の叫び”を広島から世界へ――71回目の『原爆の日』を迎えた6日午前、『原爆犠牲者・戦没者追善勤行法要』が、広島市東区の広島池田平和記念開館で厳粛に営まれた」

8月10日付「聖教新聞」「平和の誓を共に」「原爆の日から71年 悲劇を二度と繰り返さない!長崎で勤行法要“核兵器なき時代”を不断の祈りと行動で」

「長崎は9日、原爆投下から71年を迎えた。長崎市の長崎平和会館では同日、『世界平和祈願勤行法要』が厳粛に営まれ、参列者は全ての原爆の犠牲者と戦没者の冥福を祈念。恒久平和への誓いを新たにした」

※平和団体としてのレーゾンデートル崩壊の危機に瀕している創価学会が、しきりに反戦・反核を強調している。広島・長崎の「原爆の日」には、恒例の勤行会を、そして7月には南米アルゼンチンの地方都市で「核兵器なき世界への連帯」と題する反核展を開いたのだという。アルゼンチン国立トゥクマン大学との共催による展覧会だそうだが、なぜいまアルゼンチンの地方都市で開催?との疑問は、原田会長のアルゼンチン訪問ですぐに氷解した。トゥクマン大学から池田大作氏に「名誉博士号」が授与され、それを原田会長が代理受章したからだ。核兵器廃絶を主張することは結構なことだが、それを池田氏のカリスマ維持の手段としているとすれば論外。

 先ごろ、オバマ政権が進める核兵器の先制不使用政策に安倍首相が反対したという報道が、ワシントン・ポスト紙によってなされた(安倍首相は否定)が、日本は被爆国でありながらアメリカの核の傘に依存するというダブル・スタンダードを続けており、昨年4月に国連で開催された核拡散防止条約(NPT)再検討会議では、世界107カ国が、オーストリアが提唱した核兵器禁止文書に賛同したにもかかわらず、日本はアメリカを慮って賛同しなかった。こうした欺瞞を解消するために働くべきが、本当の反戦・反核団体なのでは。

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