信濃町探偵団──創価学会最新動向

●政教一体の参院選闘争

7月6日付「創価新報」「新時代を生きる 青年部座談会──師弟の縁深き7月」「使命の舞台で勝利の劇を!」「日本の未来を決する熱戦」「立正安国の大闘争」

7月7日付「聖教新聞」「寸鉄」「常勝関西が総立ち。弾ける勢いで切り込み逆転へ。庶民の王者よ攻め勝て!」「関八州を制する者は日本を制す。大関東よ燃え立つ敢闘精神で完勝決せよ」「中国よ、四国よ、縦横無尽に駆け巡れ!圧巻の拡大で歴史回天の大勝利掴め」

7月9日付「寸鉄」「我々は庶民の味方。その人たちの為に戦うのだ──恩師。立正安国へ敢然と」「兵庫よ、もう一押だ!常勝とは不撓不屈の異名なり。関西に金字塔必ず」「大関東、埼玉が気迫の猛追。攻め抜き、競り勝て!一丸で勝利へ押し上げよ」

7月11日付「聖教新聞」「今週のことば」「異体同心の勝利、万歳! 金の汗光る宝友に 『心の財』は無量なり。 希望と信頼のスクラムをいやまし未来へ!」

7月14日付「聖教新聞」「座談会 師弟勝利の旗高く」「全同志の『信心』『団結』『執念が結実 広布の大闘争の福運は無量無辺』」

7月23日付「聖教新聞」「所願満足の人生を」「SGI会長がメッセージ 各部代表者会議」

「世界広布新時代第33回の各部代表者会議が22日、東京・新宿区の常勝会館で開催された。(中略)SGI会長は、この恩師の言葉(注・広布功労者には日蓮大聖人がすごいご褒美をくれるとの発言)を、『立正安国』のために戦い抜いてきた誉れの同志に、そのまま伝えたいと力説。尊き創価家族が、ますます健康で、長寿で、大福運に包まれて、所願満足の大勝利の人生を開いていけるよう、いよいよ強盛に祈り、大誠実をもって尽くしていきたいとの真情を述べた」

※本誌今号の特集は、今回の参院選における創価学会をはじめとする各種の宗教団体の動静を取り上げている。このうち創価学会は、今回の参院選を、平成2611月以降行ってきた本尊・教義の変更や、改憲を悲願とする安倍晋三首相に阿諛追従して、集団的自衛権の行使容認や安保関連法制に賛成したことの正当性を立証する選挙として、組織上げての選挙闘争を展開した。もっともその手法は、従来通りの宗教的呪縛にくわえ、政権与党が繰り広げた争点隠しを地で行くあくどいもの。

 そして選挙後は、宗教活動に名を借りた選挙闘争に従事した会員に、ご利益や功徳、福運があると池田名誉会長、原田会長が力説、裏書きのない手形を乱発している。

 創価学会は、会員の政党支持は自由とするが、それはあくまでも建前。選挙闘争に利益、功徳があるとする以上、活動しないものには罰があるということになる。こんな没義道な形で会員の政党支持や投票の自由を侵害し、あまつさえ改憲勢力で3分の2の議席を占める政治状況の招来に手を貸した創価学会の罪は深い。

●「創価学会仏」を強調し原田会長中心主義を唱える「永遠の師匠」

7月30日付「聖教新聞」「広宣拡大の歓喜の道を SGI会長がメッセージ贈る 原田会長を中心に全国最高協議会」

「全国最高協議会が26日から東京・信濃町の学会本部別館でスタート。これには、原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長が、全国の方面長、方面婦人部長、各部の代表の友と出席し、29日まで開催された。池田SGI会長はメッセージを贈り、全国の同志の奮闘を心から賞讚。(中略)ここでSGI会長は、仏意仏勅の創価学会の使命に言及。(中略)『釈尊、そして、御本仏の広大なる慈悲を体し、荒れ狂う娑婆世界で大法を弘通しているのは、学会しかない。戸田先生が「創価学会仏」と言い切られたゆえんである』と力を込めた。さらに、『学会が勝ち栄えなければ、広宣流布は断絶してしまう。学会を守ることが妙法を守ることだ。学会を永遠ならしめることこそ、慈折広布を永遠ならしめることなのである』と強調。学会の永遠性を確立するのは、まさに『今この時』であり、この『地涌の本懐』を宿縁深き同志と一緒に、断固と成し遂げていきたいと訴えた。(中略)最後に、原田会長を中心に、油断を排し、一切の魔を打ち破る祈りと『水魚の思』の団結で、常勝の大前進をと念願し、メッセージを結んだ」

※参院選後にはじめて開かれた創価学会の全国最高協議会に送ったメッセージで、池田名誉会長は、創価学会こそが末法の世における「仏」であり、創価学会が勝ち栄えなければ広宣流布や妙法は断絶するとして、創価学会を守ることの必要性を強調。学会の永遠性を確立するのは今であり、原田会長を中心に前進するよう訴えたという。まあ、池田氏は平成22年5月以来、大衆の前に姿を見せず、実質、死に体状態にあること、そもそも池田氏のメッセージをはじめとする著作物は、大作の代作グループが、その時点、時点での創価学会の方針や意思を盛り込んで作成するものであることが知られている。

 その意味では、今回の池田メッセージなるものも、参院選に勝利した執行部の意向を反映したものというより、執行部の意思を表示したものと見て間違いあるまい。

 要するに、現執行部を正当化し、現執行部の下に団結することを訴えるものであり、逆説的に見るなら現執行部に反する者は、「仏」や「永遠の師匠」である池田氏の指導に反する悪逆非道の徒になるということであろう。まあ、勝てば官軍ということ。創価学会内で反執行部の声をあげる幹部・活動家・会員はますます虐げられ、追い詰められていくことになる。

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