信濃町探偵団

信濃町探偵団──創価学会最新動向

 

 

●東京各地に出没――健在誇示し選挙闘争を煽る大将軍

4月2日付「聖教新聞」「SGI会長と共に 新時代を創る」「威風堂々と師弟の桜道を」

「爛漫と 師弟の勝ち鬨 桜かな わが師・戸田先生の祥月命日を前に、師弟原点の地・大田区の文化会館で、懇ろに報恩感謝の勤行を行った(3月30日)。―中略―記念の月間を勇み走る、ふるさと大田の同志をはじめ、わが友の健闘を讃え、福徳と人材の花よ、咲け!そう祈って、“桜の城”の会館で、ピアノを弾いた。『さくら』『森ケ崎海岸』、そして先生と幾たびとなく歌った“大楠公”……。師匠を思えば、力は無限に湧いてくるのだ」

4月4日付「聖教新聞」「SGI会長夫妻――恩師を偲び品川文化会館へ」

「戸田第2代会長の祥月命日である2日、池田SGI会長夫妻は東京・品川文化会館を車で視察した。同会館は、創価教育学会発祥の地・時習学館に近く、戸田会長の広宣流布の魂を永遠にとどめる『戸田城聖先生 法難頌徳之碑』が設置されている。(中略)『法難頌徳之碑』を包むように開花した桜を愛でつつ、SGI会長は“創価の源流”の地で恩師の遺徳を偲んだ」

4月7日付「聖教新聞」「創立者・池田名誉会長――桜花薫る創価大学を訪問」

「創立者の池田名誉会長夫妻は6日、今月2日に開学45周年の佳節を刻んだ創価大学(東京・八王子市)を訪問した。満開の桜花が舞い、レンギョウ、ユキヤナギなど百花が咲き誇るキャンパス。創立者は車で『創大門』から『中央教育棟』へ、創大の田代理事長、馬場学長、短大の石川学長と懇談し、全国・世界各地から向学の決意に燃えて集った宝の創大生・短大生・留学生の出発を祝福さらに、全学生・教職員の健康と勝利を念願した。

 その後、創立者は『文学の池』や『周桜』などを視察し、世界市民を育てゆく人間教育の最高学府の大発展を心から喜んだ」

同「座談会 師弟勝利の旗高く」「師と心合わせれば無限の力が」

清水(女子部長)池田先生と奥さまは3月30日、師弟原点の地である東京・大田の文化会館を訪問されました。

 原田(会長)4月2日付の『新時代を創る』には、その心境をこう綴られています。『わが友の健闘を讃え……師匠を思えば、力は無限に湧いてくるのだ』と。私たちも日々、師匠と心を合わせ、その期待に応える決意で前進してまいりたい。

 永石(婦人部長)全国の友は今、新たな広宣流布の勝利を目指し、『仏縁の拡大』と『仏縁を広げる人の拡大』に全力で挑戦しています」

 

※昨年末に大田文化会館、そして今年1月には埼玉文化会館などを訪れたという池田氏が、またぞろ出歩いていると「聖教新聞」が報じている。「恩師」と持ち上げる戸田城聖会長の命日を前に、大田文化会館を再訪。友の健闘を讃え、また恩師を偲んでピアノを弾き、「師匠を思えば、力が無限に湧いてくる」などと、学会員に力の限り戦えと檄を飛ばしている。本紙前号でも指摘したことだが、大田や埼玉に足を運び、ピアノを弾く元気があるならば、3月11日になぜ東北に足を運ばないのか。お為ごかしのメッセージを送るよりは、生身の体を被災地に運び、肉声をもって被災した学会員を激励すべきだろう。それが本当に弾いたのかどうかもわからない、仮に弾いたとしてもおよそ人に聴かせるレベルとは言い難い演奏をもって健闘を讃えたとは、人を馬鹿にするにも程があろう。

 にもかかわらず祥月命日の4月2日には、戸田会長の頌徳碑があるという品川文化会館を訪問。さらに4月6日には、開学45周年を迎えた創価大学を訪問したと報じている。いずれの訪問報道にも写真記事はない。したがって公衆の前に姿を見せたとは確認できないが、一連の記事からは、池田氏の健康状態が以前よりは回復しているものの、しかし、まだ十全ではないことが分かる。平成19年の参院選に際して原田会長は、池田氏を「広宣流布の大将軍」と形容。池田氏と心を合わせれば大勝利間違いないと、参院選の選挙闘争に挺身する学会員の士気を鼓舞した前例がある。今回、池田氏が東京や埼玉に出没し、「師匠を思えば、力は無限に湧いてくる」などと託宣しているのも、これと軌を一にする戦術・作戦にほかならない。だが、平成19年の参院選で創価学会は、「めざせ広布の一千万」を合言葉に公明党比例区1000万票の獲得をめざしたが、結果は776万票と惨敗した。この776万票という得票数は、直前の平成17年衆院選での898万票と比べると約120万票、前回平成16年参院選の862万票と比較しても約90万票のマイナスとなる。

「大将軍」池田氏と心を合せた選挙闘争の結果は無残である。東北にも熊本にも足を運ぼうとせず、冷暖房の効いた快適な空間に身を置きながら、「師匠を思えば、力は無限に湧いてくるのだ」などという世迷言を吐く「永遠の師匠」に、馬車馬のように使役される学会員が哀れとしかいいようがない。早く目を覚ますことだ。ちなみに池田氏が投票に行ったという話は寡聞にして聞いたことがないことを付記しておこう。

 

●創刊65周年を大喧伝……阿諛追従する印刷会社

4月20日付「聖教新聞」「きょう本紙創刊65周年」「師弟の大哲学を未来へ」

「きょう20日、聖教新聞は創刊65周年の節目を迎えた。(中略)池田SGI会長と恩師・戸田第2代会長の手で誕生した聖教新聞。1951年(昭和26年)4月20日の創刊号以来、65星霜を経て、今や1万9000号を突破した。聖教新聞の歩みは、そのまま、民衆勝利の証しであり、広宣流布の栄光の歴史である」

同「池田SGI会長 随筆 永遠なれ創価の大城」「民衆厳護の言論王」「創刊65周年 世界に希望と勇気の獅子吼を!聖教と共に前進!勝利の大叙事詩を綴れ」

「聖教新聞は『人間主義』の旗を掲げる新聞である。災害時などには逆境の中で輝く人間の真価を、尊厳なる生命の宝として宣揚し抜いてきた。聖教新聞は、『立正安国』の言論城である。徹して民衆の側に立ち、正義と人道の連帯を広げる力となってきた。

 法華経には、地涌の菩薩の英姿を、『志固くして怯弱無し』『難問答に巧みにして 其の心に畏るる所無く 忍辱の心は決定し』と記される。まさしく聖教新聞は、この地涌の力用をもった言論紙なのである。

『信念』の新聞であり、『勇気』の新聞である。『智慧』の新聞であり、『対話』の新聞である。『慈悲』の新聞であり、『堅忍不抜』の新聞である。その言論力で、広宣流布の大誓願を完遂していくのだ!(中略)

 三災七難に負けずに、民衆の安穏と社会の繁栄、そして地球の平和を実現する。この人類の悲願へ、我らは自行化他の妙法を朗々と唱え、立正安国の挑戦を貫いていくのだ。いかなる災害や危機にも、断固と立ち向かう希望の大城が創価であり、その揺るぎなき言論の柱、民衆厳護の言論王こそ、聖教新聞である」

同「創刊65周年に寄せて 東日印刷(株)代表取締役社長 高梨一夫氏」「家族の如く強い聖教との絆」

「聖教新聞が創刊65周年の佳節を迎えられたことを、心よりお祝い申し上げます。東日印刷が聖教新聞の印刷を受託してから、はや60余年。日本最大級の新聞印刷会社へと成長したわが社の歩みが、聖教新聞の発展と軌を一にしてきたことは、論をまちません。

 社内ではよく、『“生みの親”は毎日新聞。“育ての親”は聖教新聞』と語られます。感謝の気持ちを忘れずに日々、聖教新聞の“最初の読者”との誇りを持って、社員一同、真剣に印刷業に取り組んでいきます。(中略)

 そんな数多くの変化があっても、一貫して変わらないものがあります。それは聖教新聞と東日印刷との『絆』です。工場が変わっても、設備が変わっても、その信頼関係は揺るぎないものです。なぜか、それはひとえに、池田先生の心配りのたまものであると確信します。

 先生はこれまで、2度にわたってわが社を訪れ、一人一人にねぎらいの言葉を掛けてくださいました。毎年、社員に“串”団子の差し入れを頂いておりますが、印刷現場で働く人の手が、インクで汚れていることへの気遣いなのでしょう。折々のそうした、こまやかな配慮に、感謝の思いは尽きません。社長室に、大切に掲げている一首の和歌があります。

東日と 家族の如き 聖教は 共に栄えむ 歴史を築きて』

 かつて池田先生が詠んでくださった、わが社の宝です。これからも、この歌を心に刻み、『絆』をより強くしていきたいと思います」

 

※五代会長に六代会長(当時・副理事長)・理事長・副会長らが、日蓮正宗僧侶に対する名誉毀損で断罪されたのは「聖教新聞」の座談会記事。この事実に象徴されるように、「聖教新聞」は、これまで創価学会に批判的なあるいは対立する人物や団体に対する誹謗中傷・罵詈雑言を繰り返してきた。そんな人権無視の「聖教新聞」が「人間主義」の旗を掲げた「民衆厳護の言論王」とは……。まァ事実の歪曲と手前勝手な自己宣揚は「聖教新聞」なかんずく池田大作氏の常套手段。いまさら驚くにはあたらないが。

 事実、創刊65年を迎えたという「聖教新聞」の発刊についても創価学会は、「池田SGI会長と恩師・戸田第2代会長の手で誕生した聖教新聞」と、あたかも池田氏と戸田氏の二人で創刊したかのように喧伝しているが、昭和26年4月20日の創刊時の「聖教新聞」の編集主幹は、入信わずか5カ月(昭和2511月入信)の石田次男氏。当時、池田氏は、戸田氏が経営していた大蔵商事といういわばマチ金の営業部長として、取り立て業務、それも債務者の布団を剝がしていったなどの逸話を残すほどの辣腕な取り立てや、資金調達に従事しており、「聖教新聞」の発刊にはほとんど関わっていない。それを「池田SGI会長と恩師・戸田第2代会長」と、あたかも池田氏を中心に「聖教新聞」が創刊されたかのようにアピールするのは、事実の歪曲と手前勝手な自己宣揚の典型例。

 それにしても興味深いのは、「聖教新聞」の創刊65周年を慶祝する東日印刷社長の阿諛追従。金を貰う身の辛さは分からぬではないが、「“生みの親”は毎日新聞。“育ての親”は聖教新聞」と(へりくだ)るとともに、かつて池田氏が詠んだ「東日と 家族の如き 聖教は 共に栄えむ 歴史を築きて」という和歌を社長室に飾り、「わが社の宝です。これからも、この歌を心に刻み、『絆』をより強くしていきたいと思います」と決意表明では、身も蓋もない。また池田氏は毎年、東日印刷に串団子を差し入れるとのことだが、インクで手が汚れているからの気遣いに感謝とは、恐れ入るしかない。

 この東日印刷社長の祝辞は、「聖教新聞」をはじめとする創価学会の出版物、そして「公明新聞」などの公明党の出版物の印刷を受注している新聞社系列の印刷所の経営陣のマインドを象徴的に示している。

 4月20日、パリに本部を置く国際NGO「国境なき記者団」は、2016年の「報道の自由度ランキング」を発表したが、日本は対象180カ国中72位と前年より11位ランキングを下げた。その主な理由は、特定秘密保護法の施行などにより、言論の自由が脅かされており、日本のメディアが安倍政権に対する批判を自主規制するなどしているとし、「問題がある」と位置づけている。このメディアの萎縮要因の一つが、創価学会によるメディアの金縛りであることを忘れてはなるまい。

 

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